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「父の日のプレゼントは母の日以上に悩む」という方も多いのではないでしょうか。
毎日仕事を頑張るお父さんなら、スーツやネクタイ、ビジネスバッグなど仕事関連のものを贈るという方も多いかもしれません。
しかし、もう仕事を引退して家でゆっくりしている70代・80代のお父さんには何を贈ろう?と頭を悩ませがち。
せっかく贈るなら喜んでほしい、とあれこれ考えて毎年手を変え品を変えしているけど、
「プレゼントしたアレを使っている姿、見たことない…」
というのは意外と”あるある”のようです。
一体何を渡せば喜んで使ってもらえるのか?!
今回のブログでは、70代・80代のお父さんに喜んでもらえる父の日のプレゼントについて考えてみたいと思います。
70代以上になると「新しいもの」に抵抗感を抱く
せっかく父の日のプレゼントを贈るなら、「プレゼントしたのにタンスや引き出しにしまわれたまま使われない」という状況は避けたいですよね。
贈り物で失敗しないために、まずはシニア世代の考えや感じ方を理解する必要がありそうです。
シニア世代の消費行動に詳しい東北大学特任教授の村田裕之さんが、日経新聞に寄稿したコラムには以下のように書かれています。
特に高齢期になると一般に新しいことをしたり、覚えたりするのが苦手になる。例えば、省エネのために家電製品を買い替えようとしたが、あまりの多機能に気持ちが萎えて買い替え自体がおっくうになる、といった具合だ。
これは、年齢を重ねて脳の背外側前頭前野(はいがいそくぜんとうぜんや)の機能が低下してくることと関連しているようです。
「背外側前頭前野」は記憶や認知、意欲に関わる部分。
要するに「難しいことはなかなか覚えられないし、覚えたいという意欲も落ちている」ということですね。
これでは、「新しいものは何か苦手だし、今さら勉強もしたくない」と70代・80代のお父さんが考えるのもうなずけます。
「便利だから」で選ぶと失敗する
一概には言えませんが、70代・80代のお父さんに贈り物をするのは40代・50代くらいの世代が多いのではないでしょうか?
スマホもパソコンもばりばり使いこなし、ビジネスの最先端で活躍する世代。
共働きで忙しいので家事に時間を取られないよう、家では便利な時短家電を使いこなしている。
そんな世代が「この家電、便利だからお父さんにも使ってみてほしい」という気持ちから贈ったプレゼント。
それなのに、「使いこなせない」という理由で置きっぱなしになってしまう。
こうなっては、せっかく愛情込めて贈ったプレゼントも「失敗だった」と感じてしまいますよね。
プレゼントのキーワードは”ノスタルジー”
家に車はおろかテレビも冷蔵庫もなかった「戦後時代」を主に過ごしてきたのが、70代・80代のお父さんたち。
便利さとひきかえに、スピードや効率ばかりが求められるようになった現代に「息苦しさ」を感じている人も多いことでしょう。
「あの頃はよかったなぁ」と昔を懐かしむようなアイテムには心惹かれるのではないでしょうか。
お父さんが大切にしていた持ち物を復活させよう
簡単には物が手に入らなかった「戦後時代」を生きてきた70代・80代のお父さんたち。
だからこそ、まだ使える物を簡単に「捨てる」という行為には抵抗感が大きいのです。
娘や息子から見たら「いいかげん捨てればいいのに」と思えるような古い持ち物を大切にとっている、ということはありませんか?
実を言うと、R.Luce(リルーチェ)に修理を依頼されるポーチや財布の中にもそのようなものがあります。
「修理にこの金額を出すなら、新しくていいものが買えますよ」
と無関係の他人なら言ってしまうような古いものでも、その物に込められた「想い」や「思い出」は何物にも代えられないのです。
「昔大切にしていたこの財布、ファスナーが修理できるならまだ使いたい」
お父さんがそのように感じているものを「修理に出してあげようか」と言えるのは身内ならでは。
「できれば修理してまた使いたいと思っている財布やバッグある?」と、一度聞いてみてはいかがでしょうか。
「修理に出すのがおっくうだ」
「店とやりとりするのが面倒だ」
という気持ちから、本当は修理したいけどそのまま放置されているもの。
面倒な部分を肩代わりしてあげて、「また使えるようになった」という状況になればきっとお父さんにも喜んでもらえます。
R.Luceでのバッグ修理実例を写真で載せているので、よければ以下のブログも参考にしてくださいね。
福岡でバッグ修理を依頼するなら?豊富な実例を見れば安心♪ – バッグ修理・クリーニング/洋服お直し/福岡/筑紫野/ネットで受け付け全国対応/宅配で~リルーチェ~ (r-luce.com)
お父さんの「思い出」をリメイクで復活させよう
亡くなった母親の着物、先立たれた妻の着物やエプロンを大切にしまっているお父さん。
もしくは「どうしていいか分からないからそのままにしてある」ということもあるかもしれませんね。
お父さんにとって大切な思い出が詰まっているそんな布たちに、再び命を吹き込んでみませんか?
- 小さなポーチや筆記具入れ
- バッグ
- クッションカバーなどのインテリア小物
- タペストリー
- 日傘
これらの「普段使える物」に生まれ変われば、思い出と共に毎日を過ごすことができます。
布を生まれ変わらせることなんて考えたこともないお父さんにこそ、こんな提案をしてみてはいかがでしょう。
顔には出さなくても、内心喜んでお守り代わりに持ち歩いたり、部屋に飾ったりしてくれるかもしれません。
まとめ
6月第3日曜日は「父の日」。
毎年何かしらプレゼントをしても、喜んでもらえた手ごたえがない。
今年こそ失敗しない贈り物選びをしたい!と思っている方に向けて、70代・80代のお父さんに喜んでもらえるプレゼント選びについて考えてみました。
- 新しいものや便利グッズは苦手
- 懐かしさや「思い出」に浸りたい
- プレゼントは「物」を贈るだけではない
これらのポイントを押さえて、R.Luce(リルーチェ)から修理やリメイクの提案もお伝えしました。
忙しくてつい後回しになりがちなお父さんへの「親孝行」。
年に1度の機会だからこそ、本当に喜ばれることを考えてみませんか?
そのためにR.Luceでできることがあれば、喜んでお手伝いさせていただきます。
全国対応しておりますので、下記メールフォームかLINEまでお気軽にお問合せください。
お問合せ – バッグ修理・クリーニング/洋服お直し/福岡/筑紫野/ネットで受け付け全国対応/宅配で~リルーチェ~ (r-luce.com)