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パンツやスカート、ジャケットなどの洋服、あるいはバッグのファスナーが壊れて困ることってありますよね。
「ファスナーが壊れて使えないから、もう捨てるしかないなぁ」とすぐにあきらめていませんか?
「ファスナー以外の生地もボロボロだから、どうせ捨てるつもりだった」というなら処分するのに迷いはいりません。
しかし「ファスナーさえ直るなら、まだ使いたい・・・」というお気に入りの洋服やバッグもありますよね。
ファスナー交換は、パンツやスカートの丈つめのように簡単にはいかないため、なかなか自分で修理する勇気も出ないのではないでしょうか。
そんな時は、お直し店でファスナーを交換するだけでまた使えるようになることを思い出してください。
「そうは言っても、いくらかかるか分からないのに洋服お直し店へ持って行くのも不安・・・。」という方のために、今回の記事ではお直し店に修理を依頼した場合の修理料金についてお伝えしていきます。
ご紹介するのはあくまでもR.Luceでの料金であり、お直し店によって違うと思いますので、参考程度にお考えいただければ幸いです。
福岡県筑紫野市にある洋服お直し店R.Luce(リルーチェ)は、洋服のファスナー交換はもちろん、バッグのファスナー交換も承っています。
バッグのファスナー交換については以前詳しく書いた記事がありますので、よければこちらも参考にしてください。
スラックスのファスナー交換
紳士用のスラックスは、こちらの写真のように先の曲がっているエフロンファスナーを使用して、交換します。
加工代金は¥2420(税込)で、ファスナー代が別に必要です。(¥200程度)
上下セットのスーツで保有しているのに、スラックスのファスナーが壊れているだけでスーツ丸ごと眠らせている・・・といったパターンは多いようです。
ファスナーが壊れただけでスーツごと処分するのはもったいないですよね。
お直し店に持ち込まれるファスナー修理では最も多いご依頼となります。
デニム・チノパンのファスナー交換
デニムやチノパンのファスナー交換は、左の写真のようなエフロンファスナーか、右の写真のような金属ファスナーへの交換がほとんどです。
加工代金は¥2420(税込)~で、こちらもファスナー代が別に必要となります。(金額はファスナーの種類による)
ちなみにこの金額は、前立て部分のファスナー交換を想定しています。
デザインのあるパンツで、サイドファスナーやファスナー付きポケットの交換などは金額が異なりますので、別途お問合せください。
裏地のある婦人用パンツのファスナー交換
婦人用のパンツでは、必ずしも前立て部分にファスナーがついているとは限りません。
写真のように、表からは引手しか見えないタイプのコンシールファスナーが付いていたり、裏地がついていたりすることも多いです。
コンシールファスナーの交換にかかる加工代金は¥2970~(税込)、裏地付きの場合は¥3300~(税込)となります。
こちらも、ファスナー代が別途必要です。
スカートのファスナー交換
スカートのファスナー交換は、エフロンファスナー・金属ファスナーへの交換だと加工代金は¥2420~(税込)となります。(写真の右側)
コンシールファスナーの交換にかかる加工代金は¥2970~(税込)、裏地付きの場合は¥3300~(税込)となります。(写真の左側)
いずれの場合も、ファスナー代が別途必要です。
ただ、スカートの場合、わざとファスナーを目立たせててデザイン性をアップさせているものも多くあります。
この場合は、ファスナーに対してお客様なりのこだわりがあるのではないでしょうか?
「黒のスカートにあえて赤いテープの金属ファスナーをつけたい」など、お客様なりのこだわりをお直しのついでに叶えてみるのもいいかもしれませんね。
手芸店などでお好きなファスナーを調達してきて、お洋服と一緒にお持ち込みいただければ、かかるのはもちろん加工代金のみとなります。
シャツ・ブラウスのファスナー交換
シャツ・ブラウスにもファスナーが採用されているケースがあります。
背中心の開きの部分や、身頃の脇、袖口、デザインとしてポケットにファスナーが使われていたり・・・。
このようなシャツ・ブラウスでのファスナー交換はデザインや素材によって金額が変わることも多いので、一律というわけにはいきませんが、目安の金額をお伝えします。
エフロン・金属ファスナーへの交換 ¥3740~
コンシールファスナーへの交換 ¥3960~
ワンピースのファスナー交換
ワンピースのファスナー交換も、シャツ・ブラウスと同様にデザインや素材によって金額が変わることが多いです。
特に、ドレスのファスナー交換はデザインが複雑であればあるほど加工に時間がかかるため、一律で金額をお伝えするのは難しいのですが、目安の金額をお伝えしておきます。
エフロン・金属ファスナーへの交換 ¥3740~
コンシールファスナーへの交換 ¥3960~
また、ファスナー代が別途必要になり、裏地があるかないかでも金額が変わります。
ワンピースのファスナーはパンツやスカートよりも長いことがほとんどです。
ご自分でファスナーを選んでお持ち込みいただく際には、長さも注意して確認してくださいね。
ジャケット・ブルゾンのファスナー修理
ジャケット・ブルゾンのファスナー交換はファスナーの長さと、裏地があるかないかで加工代金が変わってきます。
正確な金額はジャケットのデザインの複雑さや素材で変わる部分もあるので、あくまでも目安の金額になります。
ファスナー交換50cmまで ¥5500~(税込)
ファスナー交換70cmまで ¥6600~(税込)
裏地があるジャケットのファスナーを交換する場合は、これに1.2倍した金額が目安です。
ちなみに、ジャケットの場合はスライダーのみの交換を依頼されることもあります。
スライダーのみの交換は、¥2200~(税込)です。
また、樹脂製のビスロンファスナーを金属製に交換したい、ノーマルなオープンファスナーをダブルジップファスナー(逆開ファスナー)に交換したいといったご依頼もあります。
こうしたお客様のこだわりがある場合は、ファスナーお持ち込みで交換をご依頼いただくと「イメージしてたのとなんか違う!」というミスマッチを防げますよ。
ファスナー修理に関する注意点
ここまで、パンツ・スカート・ジャケットなど、おもに洋服のファスナー交換にかかる修理料金についてお伝えしてきました。
しかし、今回お伝えした金額はあくまでも基本料金であるということを頭の隅に入れておいてください。
パンツ・スカート・ジャケットなど、どのアイテムにも共通する注意点をここでまとめておきます。
- ファスナーの修理料金に、別途ファスナー代が必要となる
- ファスナーはお客様が自分で選んできて、お持ち込みでもOK
- ファスナーが壊れていなくても、お好きなのファスナーへの交換OK
- 洋服のデザインが複雑だと、金額が上がることもある
- 縫いにくい素材だと、金額が上がることもある
- 場合によっては、スライダー交換のみですむこともある
まとめ
今回の記事では、おもに洋服のファスナー修理にかかる料金についてお伝えしてきました。
ファスナーが壊れたばかりにお気に入りの洋服を着られなくなっても、自分で修理するのはなかなか難しいですよね。
修理にかかるだいたいの金額が分かれば、「洋服お直しの店なんて足を運んだことがない」という人も安心して利用できるのではないでしょうか?
R.Luceでは全国宅配でも洋服お直しに対応しています。
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