買ったパンツが長すぎて、洋服お直し店に「すそ上げ」(丈詰めとも)を依頼したいとき。

すその種類をあまり意識したことがない人は「5cm上げてください」とか「安全ピンのところまで短くしてください」というふうにおっしゃいます。

この場合、洋服お直し店では「かしこまりました」と承り、基本的には「現状と同じように」仕上げます。

ところが、「別に現状と同じ仕上がりじゃなくても、安い方が良い」という場合もありますよね。

すその仕上がりの種類を知っていれば、ちょっぴりすそ上げにかかる金額を抑えられるかもしれません。

ということで、今回はパンツのすその種類と、かかる金額についてご紹介していきます。

料金についてはあくまでR.Luce(リルーチェ)での参考価格となり、お店によって違いますので出されるお直し店で確認してくださいね。

ちなみに、一番安く仕上げる方法はもちろん「自分ですそ上げする」ことです。

自分ですそ上げするにしても加工が簡単なパンツと難しいパンツがありますので、判断に悩む人は以前に書いたブログを参考にしてくださいね。

【パンツの裾上げ】自分でやる?プロに頼む? – バッグ修理・クリーニング/洋服お直し/福岡/筑紫野/ネットで受け付け全国対応/宅配で~リルーチェ~ (r-luce.com)

また、Tシャツの裾上げについて書いたブログもありますので、よければこちらもご覧ください。

【Tシャツ】丈詰めして自分サイズで快適に着こなそう – バッグ修理・クリーニング/洋服お直し/福岡/筑紫野/ネットで受け付け全国対応/宅配で~リルーチェ~ (r-luce.com)

パンツのすその種類

三つ折り(ジーンズ)仕上げ

パンツのすそ上げで一番安い方法が、これ。

デニムパンツやチノパンなど、カジュアルなパンツのすそに多いのが「三つ折り仕上げ」です。

デニムパンツの裾に多いので、洋服お直し店によっては「ジーンズ仕上げ」と表記されているところもあります。

裁断の後、2回折り上げてミシンでたたきつけるように縫うことから「たたき」と呼ばれることもあります。

パンツの表側から、ミシンの縫い目が見える仕上がりです。

三つ折り仕上げの料金

三つ折り仕上げの料金は、基本的には¥990~です。

これに、何cm上げるかによってほどき代がプラスされたり、幅が広くなると料金がプラスされます。詳しくは後でまとめてお伝えします。

切りっぱなし仕上げ

デニムパンツでは時々見かけるのですが、すそが「切りっぱなし」というデザインのパンツがあります。

お客様のご希望を聞いて、本当に「切っただけ」で仕上げることもありますし、ある程度以上はほつれてこないようにステッチを入れてほつれ止めする場合もあります。

切りっぱなし仕上げの料金

切りっぱなし仕上げの基本料金は、¥990です。

シングル仕上げ

こちらの写真のように、表にミシン目がほとんど見えない状態で仕上げるのが「シングル仕上げ」です。

裁断後、ロックミシンで端がほつれてこないように縫い、その後「すくいミシン」と言われる専用のミシンで仕上げます。

学生服や紳士・婦人のスーツなどフォーマルな服に多いです。

白衣や作業着といった仕事用のパンツではシングル仕上げになっているものも多くありますが、三つ折り仕上げのものも見かけます。

制服が「貸与」なのか、「個人所有」なのかでオススメできないこともありますが、「ミシン目が見えてもいい」という方は、三つ折り仕上げにしたほうが安くなります。

シングル仕上げの料金

シングル仕上げの基本料金は¥1210~です。

三つ折り仕上げと同じように、ほどき代、ワイド料金も必要があれば適用されます。

ダブル仕上げ

紳士のスーツで、写真のように表に一定量の布を折り返しているデザインのものが「ダブル」と呼ばれています。

折り返した布の部分を「カブラ」と呼び、カブラ幅はお客様のお好みで決めることができます。

だいたい、3cm、3.5cm、4cmのどれかが多いですが、たまに「2cmで」という方もいらっしゃいますので、本当にお好み次第です。

ダブルのパンツは折り返した部分がぴらぴらめくれてこないように、「糸留め」か「スナップボタン」で仕上げます。

それぞれ料金が違います。

ダブル(糸留め)料金

糸留め仕上げは、写真の黄色〇で囲った部分に縫い目の上から「落としミシン」を入れて仕上げます。

料金は¥1540~です。

ダブル(スナップボタン留め)料金

スナップボタン仕上げはカブラの内側に手縫いで「スナップボタン」を縫い付けます。

料金はスナップボタン付けが¥550プラスされて、¥2090~になります。

糸留めだとどうしてもすそにほこりなどのゴミがたまりやすいですが、スナップボタン仕上げだといつでもカブラを広げることができるので、メンテナンスが楽になりますね。

モーニング仕上げ

写真のように、パンツの前部分とカカト側の部分で1cmほど長さに差を持たせる仕上げが「モーニング」です。

足の甲の上でパンツのすそがだぶつくのを抑えつつ、後ろは長めという仕上げなので足長効果も期待できます。

購入したときはモーニングだったけど、別にモーニングにこだわらない、という人なら「シングル仕上げ」にしたほうが安くすみます。

モーニング仕上げ料金

モーニング仕上げの基本料金は¥1540~です。

パンツの幅(広さ)に注意

ここまでご紹介してきたどの仕上がりタイプにしても、パンツのすそ幅が広くなると料金が上がるので注意が必要です。

目安として、平置きですそ幅が25cmを超えると「ワイドパンツ」と認識されます。

参考までに、R.Luceでの料金設定は以下のようになります。

三つ折り仕上げ25cm~30cmで¥1430~

三つ折り仕上げ30cm~35cmで¥1870~

三つ折り仕上げ35cm~40cmで¥2200~

シングル、ダブルではまた料金が違ってきますので、詳しくは個別にお問合せくださいね。

ほどき代に注意

元々のパンツの裾をほどいてからでないと作業ができない、という場合があります。

例えば「1cm裾上げしてください」のように、ほんの少し上げるだけでいい、という場合。

三つ折り仕上げの場合を例に出すと、いったん縫い目をほどいて、すそにアイロンをかけて生地を広げ、そこから印付け→裁断、という流れになっていきます。

「ミシンは自信がないけど、糸をほどくだけなら自分でできる」という人は、家でほどいてから持ち込むと「ほどき代」の分だけ安く仕上げることができます。

その場合は、すその出来上がりを希望する位置に安全ピンか糸で印をつけてきてくださいね。

ちなみに、ほどき代は¥330~ですので、自分でやればちょっとした節約になりますよね。

デザインによって、ほどきに時間がかかりそうなものほど、ほどき料金が上がっていきます。

まとめ

今回のブログでは、パンツのすそ上げをお直し店に依頼したいと考えている人のために、パンツのすその種類と料金についてお伝えしました。

  • 元々は「シングル」だったけど「三つ折り」でもいい場合
  • 元々は「モーニング」だったけど「シングル」でもいい場合
  • ダブルはスナップボタン仕上げよりも糸留めのほうが安いこと
  • ほどきが必要な場合は自分でほどいて持ち込んでもいいこと

これらのことを「知っているか」「知らないか」ではパンツのすそ上げにかかる料金が変わってきますよね。

洋服お直しの知識を身に着けて、少しでも加工代金を安く抑え、快適に洋服を着こなしていきましょう!

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