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結婚記念日、誕生日、クリスマス・・・特別な日には何をプレゼントしたらいいか悩みますよね。
特にモノがあふれている今の日本では、何を贈るにしても「もう持っているんじゃないか?」という不安がつきまといます。
- モノにストーリーがある
- 世界で唯一のもの
- 相手の好みを考えつくしたことが伝わる
そんなプレゼントだったら、箱を開けた瞬間の相手の喜ぶ顔が目に浮かびませんか?
今回のブログでは、大切に使ってきたヴィトンのバッグを、大切な方へのプレゼントとしてリメイクされたお客さまの実例をご紹介します。
リメイクするヴィトンバッグをお預かり
まずは、リメイクしたいバッグをお預かりします。
本革の持ち手が黒ずみ、底が擦り切れてパイピングが見えている状態のバッグ。
「ずっと押し入れにしまっていた」のではなく、愛用していた大切なバッグだったということが伝わってきますね。
リメイク内容の打ち合わせ
こちらは遠方のお客様だったため、LINEでのお打合せとなりました。
「時計ベルト2本と、できればキーケースも」とご希望だったため、模様のどこを活かして作るかなど、写真で詳しく打ち合わせします。
お客様のご要望をお聞きしながら、こちらの写真のように型紙を配置する位置をご提案します。
このとき、どうしても落ちない汚れや傷がある場合はそのこともお伝えし、加工するかどうかお客様に判断していただきます。
今回の場合は裏側にさけられない傷があり、ペアで作れるのは時計ベルトのみでした。
オーダーリメイクだからこそ実現できるこだわり
時計のムーブメント部分についてはお客様が選ばれたものを送っていただきました。
「時計の盤面は素敵だけど、ベルトがちょっと・・・」という場合にもリメイクという選択肢があると、諦めなくてすみますね。
「レディースはメンズより細めに」「ベルト端にかけて細くなるように」など、お客様の思うこだわりの形を聞かせていただき、ベルトの長さや穴についても細かく打ち合わせさせていただきました。
貼り合わせる革の色についても、写真をお送りしてご希望をお尋ねします。
ただ、直接肌に着ける時計のベルトは、汗じみなどが目立たないよう当店からは濃い目の色をオススメしております。
特別なこだわりがなければ、濃い目の革を選んでおくと安心です。
ヴィトンバッグをリメイクした時計ベルト完成
こちらが、完成したペアの時計です。
送っていただいたムーブメントの柄を見ていると、この時計を受け取る人の好みが伝わってくるようではありませんか?
元々のバッグに、どんな思い出が詰まっていたかは分かりません。ただ、
「贈る相手の好みを考えながら選んだ」
「打ち合わせにもたくさんの時間をかけた」
「世界にただひとつしかない贈り物をした」
ということで、きっと喜んでいただけたのではないか・・・と想像をふくらませています。
大切なバッグを手放す決意、ムーブメントを選んだ時間、リメイクの打ち合わせにかけた時間、その全てが大切な方へのプレゼントとなったはず。
形を変えて、また長く愛用していただけると嬉しいですね。
端革で作るキーケースもご紹介
こちらは以前、R.Luce公式インスタグラムでもご紹介した、時計のベルトとキーケースです。
今回はさけられない傷があってペアでお作りすることが難しかったのですが、キーケースも比較的小さな革から作ることができます。
「リメイクしたいバッグがあるけど、小さいから何ができるなぁ・・・」とお悩みの方の参考になれば幸いです。
他にもブランドバッグを「アップサイクル」して別のものに作り変えた事例がたくさんあります。
【バッグリメイク実例】思い出のバッグをリメイクでアップサイクル!
「バッグとしてはもう使わない。でも、ただ手放すのは残念すぎる」
そんな思い出の詰まったバッグをお持ちの方は、今のライフスタイルで使いやすい形に作り変えることも検討してみてくださいね。
まとめ
今回は、大切なバッグを時計のベルトへリメイクしたお客様の事例をお伝えしました。
「いつも同じようなプレゼントではつまらない」
「誰ともかぶらない、世界に一つのものを贈りたい」
リメイクオーダーは時間も手間もかかりますが、そんな「特別なプレゼント」にオススメできるものです。
「恋人時代に贈られたバッグを、結婚10周年でリメイクしてプレゼント」など、あなただけのストーリーのある贈り物を検討してみませんか?
全国宅配でも対応していますので、下記お問合せフォームかLINEよりお気軽にお問合せください。
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